筋肉痛になった時、冷シップは誰しも1度は
お世話になったことはありませんか?
家の救急箱に大抵常備していて使用していると思います。
でも、ふと思ったことありませんか?
冷シップと温シップ2つあるけど、どっちをどんな症状のときに使えばいいの?
確かにハッキリと意識したことない方も多いかと思います。
どの時にどちらを使うか!お答えします!!
冷シップはこの場合に使います
冷シップは急性的な痛みの時に使用します。
- ぎっくり腰
- 捻挫
- 打ち身
などの、炎症を起こして痛みがある場合や、腫れがある場合に使います。
冷却する意味が一番大事なので、メントールやハッカなどを使い皮膚の温度を下げる意味もあります。
ですので急性的な痛みの場合は冷シップを使いましょう。
温シップはこの場合に使います
温シップは慢性的な痛みの時に使用します。
- 肩こり
- 神経痛
- 腰痛
などの、慢性的に痛めた場所がある場合に使います。
血行の改善を目的としていて、カプサイシンやトウガラシエキスなどを使い皮膚の温度を上げます。
成分を浸透させることで血管拡張を狙っているものもあります。
ですので慢性的な痛みの場合は温シップを使いましょう。
なるほど。そうやって使い分けるんですね!
でもシップって分厚いものと薄いテープみたいなのがあるんですけどあれってどっちを使うかとかあるんですか?
パップ剤(厚手)とプラスター剤(薄手)ですね。用途によって使い分けると便利なんですよ!
パップ剤(厚手)
シップと聞いてまずイメージするのがこのパップ剤だと思います。
パップ剤は水分を多く含んでいるのが特徴で、水の濡れを利用した粘着によって貼りつくので肌に優しいのです。
その分はがれやすくもあり、毛深い場所や貼る面が広い部分にはパップ剤が向いています。
パップ(Pap)の語源はオランダ語でお粥を指し、粥状の薬剤を用いた事が由来と言われているそうです。
プラスター剤(薄手)
プラスター剤は薄くて・軽く、伸縮性に優れていて粘着剤が配合されています。関節などのよく動かす場所にもしっかり貼りつきます。
プラスター剤は水分を含んでいないので、冷たい感触が苦手な方にも適しています。
まとめ
ですので慢性的に腰痛を患っている方は温シップを貼ってください。
ただし!腰痛が治まらずに続く場合は、シップを貼るよりもきちんと治療する。そのために病院で診てもらうか、プロの治療家に診てもらう事が
一番の腰痛治療の近道だと思います!